特優賃インフォメーションの清水です。
日本は胸骨圧迫だけの蘇生法を学会レベルで唯一推奨している国だそうです。
人工呼吸をしなくても気道を確保しておれば胸骨圧迫による陰圧の発生で、
肺への吸気(ディマンド)と、同時に心臓を介して脳に酸素が送られる
ということのようです。
実際に人工呼吸をするということは、陽圧で酸素を送ろうとするのですが、
人工呼吸器やアンビューバックなどで頻繁に高圧で酸素を送ろうとすると、
静脈還流の低下により、酸素が脳に到達しにくくなるのかとも思ってしまいます。
過去に救命救急の文献で、陽圧がかかった救命措置と陰圧だけの救命処置をした
動物実験で、陰圧だけで救命措置をした場合の方が、救命率が高かったような
データも見たような気がします。(間違ってたらごめんなさい)
周りで緊急事態が発生した場合はとにかく胸骨圧迫をしましょう!
それも、できるだけ発見してから早くしてください。
胸骨圧迫のタイミングは1分間に100回のペースです。
(歌で言うとSMAPの「世界に一つだけの花」のペースです)
それだけで救命率が上がるようです。
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