2013年2月28日木曜日

不動産と消費税

こんばんわ!特優賃インフォメーションの清水です。

最近、新婚のお客様が「ガレージ込みで8万円ぐらいの賃貸か、消費税が上がるから、
買うか迷っている」との相談を受けるケースがございます。

実際にお話を聞いていると頭金無しのフルローンで購入のようなお話で、かなり無理があるお話です。

まず、新築マンションの購入の場合は物件の建物価格に消費税がかかります。
土地の代金にはかかりません。

また、居住用の中古マンションを一般消費者から仲介で購入された場合も消費税は非課税です。

ただし、不動産業者などが中古物件を買い取ってリフォームして販売してしている場合はやはり建物部分に消費税が発生いたします。

これは1戸建でも同じ事で、中古物件は非課税で新築物件は消費税が必要です。
また消費税以外にも、仲介手数料、登録免許税などの登記費用、ローンの保証料、不動産取得税、団体信用生命保険料、火災保険料という感じで特優賃と比べ物にならないぐらい費用が掛かります。

まったく知識の無い若い新婚さんが売買の営業マンに「ローンも付きますので買えますよ!!」
と言われて、30年のローンを組んで簡単に買っちゃうんでしょうね!
「買えますよ」とは言ってくれますが「払えますよ」の部分は微妙なところです。

実際にざっくりと頭金1000万円が有ったとしても、2000万円のローン(30年)で7.5万円、修繕積立金と管理費で月額2万円、駐車場代で1万円、固定資産税が月額で換算して1.5万円、合計で12万円が月々必要になっちゃいます。

家を買うことは良いことだと思いますが、新婚で新たな生活をスタートしてどれだけの生活費がかかるか解からないまま、30年のローンを背負うことは地獄の始まりかも知れません。

まずは、一度賃貸に入って貯蓄できる余裕がどれだけ有るか、実際の生活費がいくらかかるのかも計算に入れて購入することをお勧めしております。

まずは、特優賃に入居してみて頭金を貯めて検討することを考えてみてはいかがですか。



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